【為替解説】南アフリカランドの特徴と今後の見通しとは?

2019/10/20

【為替解説】南アフリカランドの特徴と今後の見通しとは?-h2

「新興国通貨に投資してみたいけど、南アフリカランドはどうだろうか。」

南アフリカランドは高金利通貨で有名で、積極的なスワップ投資で人気があります。しかし、その分リスクがあり、価格変動を恐れている人も多いのではないでしょうか。

今回は南アフリカランドへ投資を考えている人向けに、その特徴や過去の推移を解説していきます。また、南アフリカランドの見通しも説明しているので、ぜひ最後までご覧ください。

南アフリカランドを理解して、安心して投資ができるようになりましょう。

南アフリカの特徴

南アフリカの特徴-h2
出典元:写真AC

南アフリカの基本情報は以下の通りです。

基本情報
首都 プレトリア
人口 約5,778万人
面積 約122万㎢
言語 英語、アフリカーンス語など
政治制度 共和制
通貨 ランド

(参照:外務省)

南アフリカはインド洋と大西洋に囲まれていて、アフリカ大陸の最南端に位置しています。

人口の80%は黒人です。しかし、元々、イギリスの植民地であることから、今でも約10%ほど白人が住んでいます。

南アフリカでは19世紀ごろにダイヤモンドや金などが発掘されて、それ以来一つの資源国家として注目を浴びるようになりました。

今でも輸出は主に鉱物資源です。このことから南アフリカの経済は鉱物資源の価格に左右されやすい特徴があります。

経済状態も良いとはいえず、長い間赤字が続いていて、外資からに資金調達を行っている現状です。これも海外の動向に影響されやすい理由の一つでしょう。

ただし、その分金利は高く、今のところ6.5%です。日本と比べると65倍以上も違います。

この金利の高さから南アフリカの通貨であるランドはスワップ投資目的で使われることが多いです。

スワップポイントについては以下の記事が参考になるので、ぜひご覧ください。

もし、南アフリカランドを取引するのであれば、『ヒロセ通商』での口座開設がおすすめです。

ヒロセ通商は2019年10/18日時点で10万通貨あたり150円/日のスワップポイントの実績があります。この数値は他の業者よりも高いため、そのお得さが分かるでしょう。

また、スプレッドも原則固定0.9銭で、新興国通貨を扱う業者の中ではかなり低いです。

南アフリカランドを取引するなら、この『ヒロセ通商』は外せない業者でしょう。

【公式】ヒロセ通商

これまでのランドの推移

これまでのランドの推移 -h2
出典元:123RF

南アフリカランド円の2010年からのチャートは以下のようになっています。

南アフリカランド-チャート

(参照:楽天証券)

南アフリカランドは10年間の間、下落トレンドを形成しています。チャートの形状では、今後も上昇トレンドになることは考えられないでしょう。

南アフリカランドはかつて14円以上の価値がある時期もありました。しかし、2008年のリーマンショックによって大きく価値を下げ、8円を割り込みました。

その後、13円まで回復しましたが、2011年を境に世界経済の不安から大きく下落しました。

それから大きな回復もなく、2015年には中国経済が悪化して、其れにつられてランドも7円まで下がりました。

そして、多少の回復はあったものの2018年にはアメリカの利上げとトルコリラショックが重なってしまい、7円前半まで落ち込んでいます。

今でも下落トレンドには変わりありません。

ランドの見通し

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出典元: 123RF

南アフリカランドは今後も回復は見込めず、リスクが高いまま下落していくと考えられます。

南アフリカ統計局によると、GDP成長率は前四半期が年率でマイナス3.4%と発表しています。過去の推移を見ても、成長率は下落気味で大きな転換になりそうなものはありません。

また、南アフリカは失業率が29%と非常に高いことに加えて、恒常的な赤字が続いています。これらのことから内政状態が悪く、経済発展をするとしてもまだ先になるでしょう。

貿易にも不安があります。南アフリカの最大の輸出相手は中国です。しかし、現在の中国経済は減速傾向にあるため、南アフリカの貿易にも悪影響が出てくるでしょう。

しかし、南アフリカでは2019年5月からラマポーザ大統領が再選され、政策次第では経済成長もまだまだ見込めます。

現状では、南アフリカランドはリスクが高くて価値が上昇するとは考えづらいでしょう。

南アフリカランドへの投資はしっかりと考えてからしよう

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出典元:写真AC

ここまで南アフリカの特徴とランドの推移を解説して、今後の見通しを説明してきました。

南アフリカは金やダイヤモンドなどの資源に恵まれている新興国です。しかし、財政状態は悪く、長期間赤字が続いています。

外資から資金調達をしていることから、海外の景気に影響を受けやすい経済状態です。そのような不安から金利は高く、多くの投資家からスワップ目的でよく買われています。

南アフリカの通貨であるランドは2008年のリーマンショックから大きく下落し、そこからあまり回復はしていません。今も下落トレンドにあります。

今後のランドの見通しは、各種データから見ると上昇していくとは考えられません。GDP成長率の低迷、高い失業率や海外に左右されやすい経済状態が理由です。

現大統領の政策によって変化があるかもしれません。しかし、今のところは景気が回復していくとは考えづらいでしょう。

まだまだ南アフリカランドはリスクが高いので、投資する時は資金に余裕を持ってよく考えてから始めてください。

記事内の情報は2019/10/19時点のものです

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